会社の未来は、誰がつくるのでしょうか。今年、創業40周年を迎える「ダンクソフト」では、社員一人ひとりが未来を描く「未来の物語プロジェクト」が進んでいます。
「自分たちが思い描くダンクソフトの未来を、自分たちでつくろう」
「社員それぞれが思い描いた未来の集合体が、ダンクソフトの未来だ」
2022年、プロジェクト推進担当からのこうした呼びかけに、多くのメンバーが共鳴。2023年1月には、全社員の約8割にあたる20名が未来の物語を書きあげました。メンバーはこの物語をたがいに読みあい、社内のコミュニケーションがさらに活発になったといいます。
なぜ、このプロジェクトは、多くのメンバーが積極的に参加・関与できたのでしょうか。物語を書き、読みあうことによってうまれた効果とは、どのようなものだったのでしょうか。
今回は「インターミディエイター講座2023」の説明会として、2023年5月に開催されたダイアログの模様をお届けします。ダンクソフトで活躍する4名のインターミディエイターのみなさんをスピーカーとしてお迎えし、「未来の物語プロジェクト」のいきさつから、その成果や効果まで語りあいました。
スピーカー
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┃「未来の物語プロジェクト」はどうして始まったのか
星野晃一郎さん:
株式会社ダンクソフト代表取締役の星野晃一郎です。ダンクソフトは、デジタルで新たな未来の「はじまり」をつくっている会社です。2023年7月に40周年を迎えます。
私は「インターミディエイター」の考えを学んでから、そろそろ10年が経ちます。社内にも、サーティファイド・インターミディエイター(有資格者)が私の他に3名います。社内にも、協働とイノベーションを重視するこれからのビジネスの考え方が共有され、意識が高まっているのを実感しています。
今回のダイアログでは、40周年を機に実施した「未来の物語プロジェクト」のいきさつについて、メンバーたちと対話していきます。このプロジェクトは、社員みんなでダンクソフトの未来を考えるというものです。プロジェクトの実施にあたっては、【エンゲイジメント能力】など、インターミディエイターの【5つのマインドセット】がフルに活かされて、とてもおもしろいものになりました。
いま、私は東京・神田のダンクソフト本社オフィスから参加しています。今夜は、外は神田祭で賑わっています。4年ぶりに神輿が復活したそうで、威勢のいい掛け声が窓から聞こえてきました。まずは、社内に掛け声をかけてくれた澤口さんに概要を説明してもらいましょうか。
澤口泰丞さん:
2022年、「未来の物語プロジェクト」をスタートさせました。結果的に2023年1月には、社員27名中20名が物語を書いてくれました。とても多くのメンバーが参加してくれたのですが、最初から「全員参加」を目指していたわけではないんですよね。ここまでの経緯をお話しします。
プロジェクトのはじまりは、40周年サイトです。40周年を迎えるのは2023年ですが、1年前から周年にまつわる活動をスタートさせました。40周年を機に、未来の物語をサイトに掲載しようという企画へ、このダイアログに参加している4名が物語を書いたんですね。実際、できた4つの物語を読んでみると、そこに描かれた未来は、それぞれ様々な未来だったんです。
澤口さん: 僕は、これこそがダンクソフトだなと思いました。経営者である星野さんが描いた未来に、みんながついていくというものではないんですよね。「社員一人ひとりが考える未来」が集まったものが、ダンクソフトの未来だと考えました。ですので、社員みんなが物語を書けば、さらにおもしろくなるかもしれないと思って、社内全体に声掛けをしました。
なにより、楽しい未来を考えるのって、ワクワクするんですよね。その体験を社員同士で共有したいなという思いもありました。
┃自然にフィードバックが生まれた、箇条書きのメモ
澤口さん:
とはいえ、物語を書くのは大変です。「みんなの未来を考えてください」と伝えて、すぐに書ける人はほとんどいません。ですので、最初は、物語の内容を「箇条書き」でまとめてもらうようにしました。過去・現在・未来に分けてもらうと、思考が整理されやすくなったようです。
ダンクソフトでは5月と11月に全社集会があるので、5月の全社集会のときに箇条書きでまとめたメモをいったん共有してもらいました。
星野さん:
インターミディエイターの学びの中では、【物語り能力】といって、物語を構想することを学びます。僕ら4名は日ごろから物語の書き方を学び、定期的に書いていることから、今回、社内でもそれを応用したプロジェクトをつくれたというわけです。
板林淳哉さん:
箇条書きの状態であっても、お互いのものをシェアしたとき、とても雰囲気がよかったんですよね。自然とフィードバックが生まれていました。ふだん僕たちは全員がテレワークで働いているので、リアルに顔を合わせることは少ないんです。だからこそ、リアルで会える全社集会のタイミングで、物語を読みあえたのはいい機会になりましたね。
澤口さん:
そうですね。物語を書くときは、自分ひとりでがんばって書くというより、チームでフィードバックをしあって、それぞれの物語を洗練させていきました。対話しながら協働していった感じですね。
┃3000字書けるようになる「毎日の習慣」とは
竹内祐介さん:
文章を書くことに、苦手意識をもつ人も多いですよね。僕は徳島の阿南工業高等専門学校で授業を受けもっていますが、生徒にもその傾向はあります。選択式の問題だと正解できる生徒でも、「〜について説明しなさい」など自由記述になると、ぜんぜん書けなくなります。
文章を書くには、トレーニングが必要です。ダンクソフトでは、毎日、日報を書いて共有します。日報に添える「所感」というかたちで、短い文章を日々書く習慣があったから、物語に挑戦できたのかなと思います。所感の文章は数行程度ですが、物語は短いものでも1000字以上はありました。いちばん長かった物語は3000字を超えていましたね。
星野さん:
その習慣は、大きいかもしれません。どんな会社にも、日報ってありますよね。かつて我々は、毎日、業務報告書をまとめていました。でも、いまはOutlookのスケジュールに1日の動きを入れておけば、クリックひとつで、自分の予定表を日報に書き換えられるツール「日報かんり」という自社開発のツールを導入しています。竹内さんが開発してくれたこのツールを使うと、報告書を書く時間がかなり短縮されまして。「1ヶ月で1日分くらい浮いた」という声もあるくらいです。
効率化によってうまれた時間を使って、ダンクでは「所感」という1日の感想を書くようにしました。そこに書くのは他愛もないことです。「今日はこんなBGMをかけていました」とか「家族にこんな出来事がありました」などなど。それでも、それが積み重なるとメンバーのキャラクターがよく見えてくるんですよね。
竹内さん:
メンバーとの距離が縮まる感触がありますよね。ちなみに、物語を書くのはたいへんそうって思われるかもしれませんが、僕の場合は「半年間遊べるゲームをもらった」っていうくらいおもしろかったです。
筆をとったのはラスト1ヶ月でしたが、5月に物語を書こうと言われてから11月まで半年間ずっと考えていました。執筆1ヶ月、構想に半年ですね。毎日ジョギングしながら「どんな未来がいいかな」って考えるのは、日々の楽しみでした。毎日考えていると、いつも思い描く未来が変わってくるんですよ。
┃物語を書くことで、日々の業務が効率化!?
星野さん:
一人ひとりの物語にボリュームがありましたし、中身も多様でした。さらに、書いたメンバーも多かったんですよね。さっき澤口さんが説明してくれたとおり、もともとこのプロジェクトは有志が物語を書くというものでした。2022年の年末には、27名中8名が提出していて、これなら上出来だろうと思っていました。ですが、お正月が明けた初出勤のときに驚きました。全20本が提出されていたんです。
板林さん:
僕たちはOutlookで全員のスケジュールを共有しているので、みんなの業務予定を見ることができるんですが、12月のスケジュールを見たら、最終週はかなりのメンバーが、ふだんの業務内容に加えて「物語を書く」という予定をいれていたんですよね(笑)。このプロジェクトに参加することで、ふだんの仕事の効率が上がっているようでした。
澤口さん:
最終的に20名が参加してくれたのはうれしかったですね。僕としては、メンバーにこのプロジェクトのことを忘れてほしくなかったので、2週に1度は、日報の「所感」のところに物語についてひとこと書いてもらうなど、いろいろな工夫をしていたつもりです。
┃多様な関与をうながす「インターミディエイター」の秘密
板林さん:
そうそう、澤口さんはずっと、いかに参加者のモチベーションを上げるかを考えていましたよね。インターミディエイターの【エンゲイジメント能力】がとくに発揮されていたなと思います。何度も場をつくって、「どうやったらモチベーションあがる?」って、ひらかれたコミュニケーションを取っているのを、ほかのメンバーも見ていましたよ。
澤口さん:
そうですね。物語づくりを強制はしたくなかったのですが、どうしても書いてほしいメンバーがいたんです。それは、若い人たちです。会社の未来って、若い人たちが大きく担うものですから。なので、若いメンバーに集まってもらって、どうやったらみんなの物語が書けるのか、対話の場をつくりました。
それ以外にも、締切間近のときには全スタッフに対して、対話の場を何度か用意しました。何を書いたらよいかわからないという相談にも、何度も乗りましたね。
竹内さん:
書いたのは20名ですが、書かなかったメンバーも出来上がった物語にコメントする段階で参加したんですよ。物語を「書く」だけではなくて、「読む」とか「コメントする」といった多様な関わり方を用意していたのも、すばらしいなと思いました。
澤口さん:
若いメンバーとのミーティングのときに、物語に「賞」があったらおもしろいよねって話が出たんです。それで最優秀賞を選ぶということは決めたんですが、20の物語が集まったのを見たら、ひとつを選ぶなんてできないなって思って。急遽、3つの「役員賞」を追加したんです。
でも、その賞をどうやって決めるのか、また悩んだんですよね(笑)。物語を書けなかった人たちにもプロジェクトに関わってもらいたいなと思って、賞は、社員の投票で決めることにしたんです。投票するときに書いた人へのメッセージも添えてもらうことにしたら、すごい数になりまして。パワポにまとめると、スライド40枚くらいになるほどのボリュームになりました。みんなちゃんと読んでくれたんですよね。
竹内さん:
プロジェクトが動き出すにつれて、「有志4名が物語を書こう」から「社員8名が物語を書いてくれた」「賞を出そう」「社員20名が書いた」「賞を4つにしよう」「それは投票で決めよう」など、内容がフレキシブルにアップデートしていったのは、とてもダンクっぽいなと思います。
澤口さん:
最初は「物語を書いてください」っていう、とらえどころのない依頼に困惑したメンバーも多かったと思います。でも、だからこそ「これってどういうこと?」っていう対話が生まれたように感じています。
┃物語をシェアして、高まったチームワーク
板林さん:
私たちは2020年から「全社テレワーク」になったんですね。だから、3年を経て、このタイミングで、メンバーそれぞれの物語を共有できたのは、とても意義のあることでした。
みんなが在宅勤務をするようになると、おもしろいことに、メンバーそれぞれのキャラクターが立ってきたんです。住んでいる場所も違いますから、それぞれの地域への関心が増しているのも感じました。社内の多様性が高まってきたいまだからこそ、「ダンクソフト」という共通点で物語をつくれたのはチームとしても大きな出来事でした。
星野さん:
いま社員数は27名ですが、そのうち7名はコロナ禍で採用しました。新卒メンバーも含めて、新しいメンバーたちが、テレワークの環境でキャッチアップできているんですよね。
板林さん:
僕もまだ、実際に対面では会ったことのない社員がいるんです(笑)。
星野さん:
それぞれがテレワークをして、なかなかリアルに会うことがないという環境のなかでも、ダンクソフトはどんどん進化しています。私としてはそれがとてもおもしろいし、誇らしく思います。
澤口さん:
会ったことがない社員でも、その人の書いた物語を読むことで「こんな人なんだ」ってわかったんですよね。物語自体が、社員同士をつないでくれるインターミディエイター的存在になってくれました。
その後は業務のなかでも雑談がうまれやすくなって、コミュニケーションが活性化しています。コロナ禍が落ち着いて飲み会ができるようになったときには、お互いの物語を話題にしてさらに交流を深めることもできそうです。
┃物語は終わらない
星野さん:
20本もの物語は、計画して生まれたわけではありません。むしろ、機をとらえていろいろなアクションを重ねていった結果、予想を超えたものになりました。しかも、この「未来の物語プロジェクト」は、ここで終わりではありません。優秀賞をとった3名が、さらなる未来の物語を描こうと、フェーズ2をスタートします。
澤口さん:
そうなんです。3名がそれぞれ物語を書いて、別のメンバーがその物語の「続き」を書くという新たなプロジェクトが始まっています。社員がリレー形式で物語をつなぎ、アンカーは3名の役員にお願いしようと考えているところです。
星野さん:
物語を媒介にして、新たな連鎖が生まれています。物語は「できあがったら終わり」ではなく、さらに「結び目」をつくることで、未来へとつながっていくものです。結び目というのは、お互いの物語に登場しあったり、重なりを見つけたり、接点を持つことです。一つひとつの物語を孤立させず、結び目をつくりながら、終わりのない物語を、これからも書き続けていきたいと思います。
┃参加者とのオープン・ダイアログ
4名のインターミディエイターのダイアログが終わると、参加者からつぎつぎと声があがり、ダイアログの輪が広がっていきました。
参加者:
ダンクソフトさんの取り組みを、どうやったら自分の会社で実践できるか考えながらお話を聞いていました。一般的な会社では、未来志向の物語を書くことよりも、今ここの短期的な利益確保を優先することが多いと思います。このプロジェクトを成功させたダンクソフトさんのカルチャーの秘密についてお聞きしたいです。
竹内さん:
代表の星野をはじめ、インターミディエイターの考え方を学んでいるメンバーが多いことが一因かと思います。インターミディエイター講座では、3種類のビジネス・パラダイム(考え方)を学びます。「第1カーブ」「第2カーブ」「第3カーブ」というものですね。
かつては有効だった第1カーブや第2カーブのパラダイムも、時代が変わった今は通用しにくくなっています。大きい会社さんほど、前年対比◯%という目標を立てて拡大し続けることの難しさを感じておられると思います。
ダンクソフトでは、「開かれた対話と創造の場」を重視する「第3カーブ」の思考法を大事にしているメンバーが増えつつあります。だからこそ、物語づくりの大切さを共有できたのではないかなと思います。
星野さん:
時代が変わって、第3カーブのパラダイムが求められるようになってきたのだと思います。これまでは、社員が一丸となって売上向上を目指したり、トップダウンのかたちでの組織運営が有効だと思われてきました。20世紀は「経営者と社員」「生産者と消費者」など、与え手と受け手に2分されていた状態でした。
でも、これからの21世紀のテーマは、分断された立場を結びあわせ、相互に関わる場をつくることです。一人ひとりの多様性を活かすことが鍵になってきます。多様性を活かすという意味でも、それぞれの物語を書いてもらったのはとてもよい取り組みになりました。
参加者:
澤口さんがプロジェクトを進めるうえで、メンバーととても細やかにコミュニケーションをとられていたのが印象的でした。このプロジェクトへの情熱を強く感じましたが、なぜそこまでできたのでしょうか。
板林さん:
あ、それは僕も聞いてみたいです!
澤口さん:
自分自身の最初の喜びが大きかったと思います。はじめて物語を書いて未来を考えたとき、すごくワクワクしたんです。と同時に、この未来はひとりでは実現できないものだともわかったんですよね。だから、僕の考える未来をみんなに知ってもらって、力を貸してもらいたいって思ったんです。
インターミディエイター講座で設樂先生から、イノベーションを起こすのに必要なものは「対話と多様性」だと学びました。会社でイノベーションを起こしたいと思っているけれど、具体的にどうしたらいいのか何年間もわからなくて。でも、「イノベーション=多様性×対話」なら、自分にもできるなと思えたのです。
ただ、このプロジェクトを始めたとき、最初は不安でした。オフィスで顔を合わせていればメンバーの感触もわかりますが、全員がテレワークですから、反応をうかがうのが難しかったですし。
それでも、僕は物語の力をやっぱり信じていました。自分の書いた物語を、他の人が読んで「こんなこともできるよ」って新しく提案して、未来と思っていたことが実現したことを体験できたのです。そうすると、さらに未来が広がるんです。それをみんなにも経験してほしかった。こういった小さな成功体験があったので、物語をみんなで共有することは会社としても価値のあるものだろうと強く思えたのだと思います。
参加者:
このプロジェクトは、ダンクソフトさんの創業40周年の節目におこなったものだとお聞きしました。創業記念のときには、過去の歴史を振り返る会社が多いと思いますが、あえて未来の物語を書く意味を、どうとらえておられますか。
星野さん:
未来って「想像」するものだと思っている人が多いけれど、「創造」するものなんですよね。
未来の物語を描いて、誰かと対話していくことで、その未来はどんどん実現していきます。私は、「インターミディエイター」という考え方に出合って10年。多様な方々と協働していくなかで、これまでとはまったく違ったスピードで物事が進んでいくのを実感しています。
このプロジェクトを通して、ダンクソフトのメンバーも、未来は創造するものなんだという実感をもちはじめていると思います。 日本にインターミディエイターがもっと増えたら、日本の未来がさらに豊かなものになるはずです。ぜひ、多くのみなさんと未来の物語を実現していくことを楽しみにしています。
執筆:梅澤奈央
編集:松原朋子
■ダイアログ 概要
「物語」を媒介に、チームを、文化を、未来をつくる
─ダンクソフトの40周年プロジェクトに学ぶ─(インターミディエイター講座説明会)
日時: 2023年5月12日(金) 19:00-20:30(開場18:45) スピーカー:ダンクソフト 星野晃一郎、板林淳也、竹内祐介、澤口泰丞(予定)
参加費: 無料
主催: インターミディエイター・プログラム事務局
場所: ダンクソフト カドウチオフィス(東京・神田)+オンライン
【完全ペーパーレス、ハイブリッド型イベントに対応したダイアログスペースのあるオフィスの視察が可能です】
■タイムテーブル
●はじめに(5分)
●スピーカー 自己紹介(15分)
●インターミディエイターたちによるダイアログ:(40分)
「40周年 未来の物語プロジェクト」がもたらした、たくさんの“物語の結び目”
●ご参加の皆様も交えて、質問+オープン・ダイアログ(20分)
■スピーカー
★星野晃一郎さん 株式会社ダンクソフト 代表取締役 C.E.O.
1956年日本橋生まれ。1982年より独学でプログラミングを学ぶ。1986年9月株式会社デュアルシステム(現ダンクソフト)代表取締役 就任、1986年10月に(社)東京ニュービジネス協議会へ入会し、長年理事を務める。1987年に特種情報処理技術者を取得。OS、通信ネットワーク、セキュリティー、DB、AIなどオールマイティーなエンジニア。経済産業省、厚生労働省、総務省等より受賞多数。その他、デジタル庁 デジタル推進委員、 総務省 地域情報化アドバイザー、日本パエリア協会 理事、中央エフエム 社外取締役・パーソナリティーなどをつとめる。
★澤口 泰丞 株式会社ダンクソフト 開発チーム マネージャー
2009年から現在まで、 IT企業 ダンクソフトに勤務。Microsoft 製品である Dynamics 365 をベースにした業務システム開発を担当。新メンバーと既存メンバーのあいだ、メンバーと会社とのあいだを担い、新メンバーが働きやすいチームづくりを推進する。社内だけでなく、プロジェクトを通じて、お客様のチーム内コミュニケーションが円滑になるためにも奮闘中。勤務するかたわら税理士試験 財務諸表論を取得。
★板林淳哉さん 株式会社ダンクソフト 取締役
2011年の東日本大震災を機に徳島県神山町でのテレワークを実践、以後サテライトオフィス普及に務める。総務省ふるさとテレワーク事業や徳島県、山口県などの地域テレワーク推進事業に参加。みんなの暮らしや働き方を「楽」に「再・創造」することをミッションに、デジタルの力を、単なる効率化のためだけでなく「人が人らしく、幸せになるため」に活用する取り組みを進めている。
★竹内 祐介 株式会社ダンクソフト 開発チーム マネージャー
1978年徳島生まれ。東京大学工学部マテリアル工学科卒。大学卒業後、地元徳島のソフトウェア会社にて10年間勤務。2012年に退職。転職活動期間中、徳島県神山町でサテライトオフィス実証実験を行っていた株式会社ダンクソフトに出会う。「都会と地方」を結ぶ働き方に共感し同社に入社。徳島サテライトオフィスを設立し開発業務を担当。また、2018年より阿南工業高等専門学校の非常勤講師も務める。「都会と地方」「企業と学校」の間で、場所と時間にとらわれない「新しい働き方」の普及を目指す。 https://www.intermediator.jp/yusuke-takeuchi
※「インターミディエイター」とは? 未来社会の中核的存在となる「インターミディエイター」。異なる世界の「あいだ」に立ち、さまざまな次元で異なる領域を媒介し、対話と協働をうながすモノやヒト。あらゆる「あいだ」から両側を活かし、新たな需要と未来を創り出す存在です。「対話と協働」により、さらなるビジネス成果を創出すること、よりよい協働社会を構想することが、これからますます重要になっていきます。https://www.intermediator.jp/about
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