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NARRATIVES
BY INTERMEDIATORS

執筆者の写真インターミディエイター事務局

"上下"ではない「対話の文化」を社内につくるには?:Intermediator Day インサイト・レポート 2023/01

更新日:1月23日


毎月13日は、「インターミディエイターの日」。(イ(1)ンターミ(3)ディエイターにちなんで)。毎月1回、有資格のインターミディエイター限定で、オンライン・コミュニティを開催しています。今回は、2023年1月のサマリーをシェアします。「インターミディエイター」にご関心のある皆様は、ぜひご参照ください。



▶ Intermediator Day 2023/01

Date: 2023/1/13 9:30-10:30 Attendees: 星野晃一郎竹内祐介板林淳也木村智子伊藤優和田善行


▶ Agenda of the month 今月のアジェンダ

今月は、以下のようなテーマでダイアログしました。 ※コメント後の()には、関連するインターミディエイターのマインドセットやこれからのビジネスの考え方を記載します。

ダンクソフトでは、未来志向の物語づくりが、スタッフたち一人ひとりが参加しながら進行中。スタッフ自らが率先して描いているのがすばらしい。新しい考え方やプロジェクトを、どう社内に伝え、参加してもらう状態をつくるか。賛同する社員ばかりではないと思うが、インターミディエイターとして、どう立ち回るとよいか?エンゲイジメント

・ダンクソフトは、経営者とスタッフが上下構造ではないように見える。どのような工夫をしているか? リーダー・フォロワー論の限界

・そうはいっても、10年前は上下構造がある企業だった。ここ2,3年で大きく文化が変わってきている。では、どう変化させていったのか? (「対話」、「Co-learning」、若いスタッフのエンパワリング)

・経営者は短期的な成果を求めがちだが、文化・風土を変革していくには、焦らず、じっくりつくっていくことが大事。

・経営者の分母に、インターミディエイターのマインドセットがあるかないかで、同じことに取りくんでいても成果がまったく異なる。経営者や責任者が目線を合わせ、「開かれた対話と創造の場」をつくろうとしているかどうかで、はっきりと違いが出る。(「開かれた対話と創造の場」)

などなど


▶ Update from Intermediators インターミディエイター的近況


・昨年は講座とサーティファイド・プログラムに参加しインプットの年だった。2023年はアウトプットの年にしたい。特に、自分自身が何と何の「あいだ」に立つのかを常に考えていきたい。(渡)

・2023年、ターニングポイントにあたる年。イノベーションにたずさわるプロジェクトをしていきたい。(濱)

・2023年はプロジェクトが次のフェーズへ。何かしら新しいことをし続けないといけない。さらにネットワークをうまくつくりたい。インターミディエイターは「言葉」を大事にするが、これを継続しつつ、実践に数パーセント軸足を移していきたい。(竹)

・支援先の課題:経営と現場の共通認識を醸成することに、あいだの立場から挑戦していく年。インターミディエイターとしての物語を増やしたい。(伊)

・今年のテーマは「手放す」。自分で抱えすぎず、集まっているメンバーたちの多様性を活かしながら、個々のやりたいことを伸ばし、自律して動いていくチーム醸成へ。できた時間で「物語」をつくり共有したい。(木)

・去年はひたすら第3カーブ論をCo-learningした、いい時間を過ごした年。これは継続していき、さらにいいエピソードを増やして、皆さんとの対話と協働を大事にしていきたい。(和)

・去年も、大きな変化の年だった。こういう場でお話を聞いていると、この対話の場に刺激を得ていることを実感。今年は、クリエイティブ・ワークチームをつくり、小さなものでも自分でイニシアチブを取りながら形にしていきたい。ソーシャル・メディアも遅ればせながら動かしていきたい。(上)

・コロナ禍で少し薄くなってしまった日本全国の地域と関係を結びなおし、改めてはじまりの物語をつくりたい。(板)

・会社が40周年を迎える。これを機に、未来の物語をスタッフたちとつくっているが、全社27人中20人が参加、多様な未来を描くことができている。その他様々なプロジェクトを通じて、人と人との結び目をつくり、SmartOffice構想を通じて、若い人たちのためにもよりよい未来をつくっていきたい。(星)





▶ Closing クロージング(いぶき福祉会 協働責任者/事務長 和田善行さんより )


子供が大学受験で、先日、願書の申し込みをした。その中で、主体性、多様性、協働について、高校時代に自分が経験したこと、それをもとに大学でやってみたいことを、願書の時点で書くようになっていた。第3カーブ論を学んでいる僕たちは、多様性、協働について、他よりも先んじて学んでいる。こうした言葉が広がっていくと、違う意味にとらえられて言葉が消費されることがあるが、多様性や協働はこういうことなのだということを、伝えていく役割を持っていると思っている。今回、相互にお年玉をいただいた会になりました。


 

Intermediator Day インサイト・レポート

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