インターミディエイター・プログラムでは、「ユース・アンバサダー・プログラム」を実施しています。インターミディエイターに関心のある学生たちが活動に参加し、実体験をレポートしていきます。学生たちがどんな感性で受けとめるのか。お互いにどのようにCo-learningして、成長していくのか。ぜひ見守って応援していただけたら幸いです。こうご期待ください。
第1回目の今回は、ユース・アンバサダーである大学 1 年生の竹原こはるさんが、レポートします。
こんにちは!インターミディエイター・ユース・アンバサダーの竹原こはるです。
「インターミディエイター講座2024」に先駆けて実施された、説明会を兼ねたダイアログ(facebook.com)に参加してきました。共催企業のダンクソフトさん特別編として、「新しい働き方に、対話と協働は不可欠か?」をテーマに実施しました。
ダイアログは、2024年5月14日(水)19時半から、オンラインで実施されました。私を含め、全国から10人の方々に参加いただきました。私の緊張をも和らげる、あたたかな雰囲気と会話で始まりました。
学生は、私ともう2人が参加していました。普段経験することのない環境に、はじめは戸惑いながらも、始まると皆様があたたかい会話とともに歓迎してくださいました。
会が始まると早速、「インターミディエイター」について、事務局の松原朋子さんがお話ししてくださいました。
インターミディエイターとは、「未来の中核的存在」、「異なる世界をつなぐ」、「失われたものを修復そして再生すること」…。聞きなれない言葉の数々だった一方で、不思議と既視感がありました。
私は人と人をつなぐデザイナーとなるべく、大学で日々学んでいます。「インターミディエイター」とは、遠い存在ではなく、学生も大人も、すべての人が属する、社会的役割なのだろうと感じました。
松原さんのお話はインターミディエイターの「5つのマインドセット」へ。頭と心の働かせ方「マインドセット」のお話の中で、特に新しいと感じたのは「3焦点思考と多元的思考」です。
「多元的思考」とは、男・女、意見A・意見B、Yes・Noというように、2つに分ける2元論的な思考ではなく、男・女に加えてLGBTQ+、意見A・Bだけでなく、意見C・D・Eというように、新たな視点の提案など、物事を多角的にとらえること。
この考えは、学生である私にも大切なことだと感じました。柔軟な思考は新たな可能性や未来を生むことに繋がる、これからの未来に必要な要素だと、近くの紙にメモを残しました。
続いて、共催企業であるダンクソフト代表取締役の星野晃一郎さんから、「今後のオフィスの在り方とデジタル化」についてお話を伺いました。
なかでも、“若い考えの人と協働し広げていく”、というお話は心に残りました。
私が高校生の頃、社会のことについて考える授業がありました。その中で先生がよくおっしゃっていたのが、若い人が政治に関心がないことを受けて、若い人の考えが必要だということ。しかし、私は、年齢は関係なく、柔軟な考え方を持っている人や、それを生かし行動できる人こそ社会に必要だと考えていました。星野さんの言葉のすべてが新しく、共感しました。
最後に、ダンクソフト開発チーム マネージャーの竹内祐介さんから「あたらしい働き方」について、竹内さんの人生と照らし合わせながらお話を伺いました。
あたらしい働き方とは「好きな仕事を」「好きな場所で」「好きな時間に」という働き方の多様性です。大学でデザインを学んでいる私には、魅力的でときめくようなお話でした。近年、デザイナー業はデジタル化が進んでおり、働く場所や時間を自由に有効活用できているケースが増えていると感じます。
私がこれから生きていく未来を「あたらしい働き方」で実現することができたのなら、未来とは明るく、人と人が協働し、対話がたえない世界になると考えました。
ダイアログ開催日:2024/5/14
執筆:竹原こはる
編集:松原朋子
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